散歩で見つけられるもの
最近散歩をするようにしていて、普段はなかなかただぶらぶらと歩くことがなかったものだから、意外と気がつくことが多いです。
一番気がつくことは季節の移り変わりです。おもに植物を見ることでそれに気づくのですが、いつも廻る散歩コースを決めていると「あれ、この花この前はなかったのに」とか「ああ緑が多くなってきたな」とかいろいろと思うことがあります。
特に心が弾むのは春の季節でしょう。ただ単に花が咲いているということだけではありません。この季節には新しく植物を買い入れるお宅も多いようで、ベランダや庭に大きな鉢植えなどを置き始めたところをたまにみることがあります。「新しく何か始めたのかもしれないな。そのきっかけにあれ買ったのかも」などと勘ぐりながら通り過ぎるのもささやかな楽しみです。
あとこれはそれほど頻繁にあることではありませんが、建物が建て変わったり、そもそもなくなったりして、街そのものが姿を変えるということもあります。「こんなとこにこんなビルがたつの?」と思うようなこともたまにあったりして、今後の街の移り変わりを想像しながら歩いてみると普段は何の気なしに通り過ぎている建物も別の色合いを帯びてきます。
何度も同じところを散歩しながら時間の移り変わりを見ていくと、まるで街と自分が同じ生き物かのように思えるときがあります。あなたが暮らしている街をただ単に住んでいるだけの場所にしてしまってはもったいないです。ほんの数分でもただ街を眺めるためにぶらぶたしてみてはいかがですか。
